6月文教常任委員会にて質問*みんなの知恵と力で「学び」を守ろう
2021.06.02
6月1日の委員会で、
「新型コロナウイルス感染症への対応」に関し、
1)児童生徒の感染状況
2)感染状況の把握等
3)道立学校における学びを止めない取組み
4)市町村立学校への学びを止めない支援
など4項目について質問しました。
「道立学校の学びを止めない取組みについて」ですが、5月16日の緊急事態宣言発出以降も新型コロナウイルス感染者数は高止まりで推移し、感染力の強い変異株の感染率も高まりつつあり、児童生徒を含む感染者の低年齢化が危惧されるなか、道教委は、感染拡大を避けるとともに、学びを止めない工夫を行うための分散登校やオンライン学習など、現場を支える教職員の方々と一体となった取組みに尽力されていると承知しています。
「学びを止めない保障策として道立高校のオンライン授業について」尋ねたところ
学校教育監から
「緊急事態措置における特定措置区域の道立高校等では、分散登校を実施し登校して授業を受ける生徒と、家庭で授業を受ける生徒に分けて、学校から家庭にオンラインシステムを活用し授業を配信したり、教室に余裕がある学校では、複数の教室に生徒を分散させ、オンラインシステムを活用して教室間で授業を同時配信したりするなど工夫が行われている」と答弁あり
次いで、「市町村立学校への支援」について、緊急事態宣言を受け道内市町村では、域内の医療体制を守るためにも感染症対策を一層徹底すると想定されるほか、小・中学校でも感染拡大による臨時休業や学級閉鎖等の措置を講じる学校が多くなっていること更には感染不安から学校にいけない事態もみられることから、新型コロナウイルス感染症の影響下にあっても児童生徒の学びを保障することは重要です。
「今後、道教委は、市町村教育委員会や学校に学びの保障に向けて、どのような支援を考えているか」尋ねたところ
学校教育監から
「地域の感染状況や児童生徒の実態など十分に踏まえた上で、学習内容や活動内容を工夫するなどして学びを止めないことが重要と考え、地域の感染状況に応じて教育活動を継続するよう指導助言している・・・学級、学年、全校での休業措置を講じた場合でも、小・中学校に整備された1人1台端末を活用したリモートによる健康観察をはじめ、学習課題や授業動画の配信、双方向のオンライン学習などを積極的に実施するよう指導助言するとともに、地域実情を踏まえた効果的事例の収集や普及啓発など、市町村や学校の取組みを支援する」旨答弁ありました。